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【Vol.775】「夜ジャズ.Net」ゲストは「西郷どん」メインテーマで知られる島唄の里アンナさん参加ミクスチャーJAZZバンド"黒船" / 「Jazz Clock」更新 / 石若駿ライブご招待
  • 発行日 2018-10-18
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2018年10月18日 Vol.775
こんにちはJJazz.Netです。

先週末は「akikoジャズを詠むスペシャルイベント」そして「和 Meets JAZZ」とイベント続きでした。お越しいただいた皆さんありがとうございました。「ジャズを詠む」のほうはドーナツ屋さんで行うという初めての試み。PAを持ち込み音のデザインも本番にならないと読めないという状況でしたが無事終了。HOCUS POCUSさんのお店の雰囲気、ドーナッツとコーヒー、そしてジャズと、日常の延長線ながらちょっとした非日常の空気感もあり、ジャズクラブでやるイベントとは一味違う雰囲気の良いイベントになりました。

さて、芸術の秋とはよくいったもので、この時期は無性に映画や本、音楽に丁寧に向き合いたくなりませんか?
先日久しぶりに映画館で観たのは柴崎友香さん原作の『寝ても覚めても』。運命的な出会いをした元恋人とそっくりな人が目の前に現れたら。というところからストーリーが始まる一見陳腐な恋愛もののようですが、ところがどっこい(←どっこいって何?)、深層心理をついているというか、人の心の核をとらえているというか、とにかく考えさせられる内容。終始つきまとう不穏な雰囲気もなんともいえません。
”寝ても覚めてもつきまとう亡霊のようなもの”って、多かれ少なかれみんなもっていると思いますが、本当に目が覚めた時にはもとの関係ではいられない。そしてその後どうするのか?映画を観た後、自分自身そんなことを考えたりも。
エンディングで流れるtofubeatsさんの「RIVER」(MVに出演しているのは映画の主人公、唐田えりかさん)の歌詞がこの映画を象徴しているようでまたぐっときます。

そして今読んでいる本は、ディープなファンが多い、星川淳さんの『ベーリンジアの記憶』。アジアと北米をつないでいたベーリング海峡付近を舞台に氷河期時代に思いを馳せることのできる作品。ファンタジーではありながらもきっとそうだっただろうなと思わせるディテールがとても面白いです。

ライブでいうとCorneliusのホールツアーがとにかくすごくて映像とあそこまで同期したパフォーマンスは人生初。とにかく刺激を受けました。そして昨日はジャズファンも多い、”ものんくる”のツアーファイナル@恵比寿LIQUID ROOMへ。超満員、そして豪華な編成と素晴らしいアレンジ。”ものんくる”はどんどん進化しています。今後も注目!

この季節、映画や本はもちろん、音の表情を捉えるようにじっくりと音楽と向かい合うのもいいかもしれませんね。 さて今週もJJazz.Netでジャズをお楽しみ下さい。

TEXT: 岡村サトキ

西原商会
NEW PROGRAM毎週水曜日に更新される番組のテーマとコンセプトをいち早くお届け!
新番組 「夜ジャズ.Net - 関谷友貴/里アンナ(黒船)」
10月17日 update
オーセンティックなジャズリスナー、クラブジャズ世代、そのどちらにもリンクする須永辰緒ナビゲート・選曲による番組。今回のゲストはメジャーデビューを果たしたミクスチャーJAZZバンド"黒船"より、リーダーの関谷友貴さんと島唄の里アンナさん。NHKの大河ドラマ「西郷どん」メインテーマ歌唱で一躍注目を集めるようになった里アンナさんと津軽三味線の白藤ひかりさんという日本の北と南の伝統音楽とジャズの邂逅!
新番組 「JAZZ CLOCK - for the DAY」
10月17日 update
移ろう日々の中に、人それぞれの生活があり、リズムがある。日が昇り沈むまでのアクティブなジャズセレクションをお楽しみ下さい。 加藤真亜沙、Nitai Hershkovits、Andre Mehmari・・・。
TOPICプレゼント企画、ライブ情報、アーティストコメントなどなど新着情報!
新宿PIT INNへリスナーご招待! [PRESENT]
新宿PIT INNへリスナーご招待!
東京のリアルなライブが楽しめるJAZZの老舗「新宿ピットイン」へ、JJazzリスナーのみなさまをご招待する「Pit Inn Live Invitation」。今回は「石若 駿3DAYS」の最終日へご招待です!
[NEWS]
Barbara Morrison GINZA Jazz and Blues Festival
今なお精力的に活動を続け衰えること知らない伝説のジャズ - ブルース・シンガー、バーバラ・モリソンの来日公演が決定!LAで活躍中の日本人ギタリスト大岡遊をバンドリーダーに、LAでのセッションそのままにお届け。また東京とマニラで活躍する女性ジャズ・ヴォーカリスト、Charitoをゲストシンガーに迎えスペシャルなステージでお送りします。
My First Jazz [NEWS]
初めてジャズに触れた1枚「My First Jazz」
ミュージシャンはもちろん、プロデューサー、ライターなど様々な方にジャズに触れた1枚を語ってもらう新コンテンツ。今回は気鋭のジャズギタリスト、井上銘さんの「My First Jazz」。
RECOMMEND CDスタッフおすすめCD
CD 『Journey / 黒船』
JAZZと日本の伝統芸能(奄美島唄×津軽三味線)をミックスしたバンド”黒船”。ヴォーカルは大河ドラマ「西郷どん」テーマ曲に歌で参加し、さらに奄美編では主人公の義姉役で出演した"奄美の歌姫"里アンナさん。歌声はもちろん素晴らしいですが、歌う佇まいも凛としていて雰囲気あります。番組では奄美と沖縄の島唄の違いについて説明してくれました。即興性のある奄美の島唄はまるでジャズ!ニューアルバムに収録されている「Caravan」では本来は英語詞のところを奄美弁で歌うという妙!
「夜ジャズ.Net」でO.A.中
CD 『Idiom / Joe Armon-Jones & Maxwell Owin』
サウスロンドンの良質レコード・ショップ「YAM RECORDS」の運営するレーベルからリリースされた、シーンの中心人物キーボードのJoe Armon-JonesとベースMaxwell Owinによるアルバム。Joe Armon-Jonesは今年Gilles PetersonのBrownswoodからソロアルバムがリリースされ話題に。メロウでアーバンな旋律とジャズやハウス、ソウルがクロスオーバーし、ダブエフェクトが少しカオスにブレンドされていくサウンドは、このシーンならでは。最近だとJoe Armon-Jonesもメンバーに名を連ねるEzra CollectiveのJorja Smithをフィーチャリングしたニューシングルもよかったです。
「夜ジャズ.Net」でO.A.中
CD 『Conexion / Chicuelo, Marco Mazquida』
カタルーニャを代表するフラメンコ・ギターの名手、チクエロと、1987年生まれの要注目ジャズピアニスト、マルコ・メスキーダによるコラボ作品。収録曲は全て二人の共作によるオリジナルが並び、フラメンコにもジャズにも寄りすぎることのない絶妙な融合を生み出しています。一部パーカッションが加わった以外はすべてデュオというこだわり。自由で力強い対話が楽しめます。活きた音の粒が行き交うフレッシュさと、ヨーロッパの情緒を内包したしなやかさ。芸術的でうっとりとする一枚です。
「Jazz Clock - for the DAY」でO.A.中
CD 『MONO LIGHT / 井上銘 STEREO CHAMP』
遥かいにしえの文明から届いたような象形が目を惹くこのジャケットが今週一番のお気に入り!
「夜ジャズ.Net」でO.A.中
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