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【Vol.779】「夜ジャズ.Net」ゲストは新しいジャズレーベルを立ち上げた平野暁臣(岡本太郎記念館館長) / 「Jazz Clock」更新 / 新宿PIT INNライブご招待
  • 発行日 2018-11-22
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2018年11月22日 Vol.779
こんにちはJJazz.Netです。
秋もたけなわ(そんな言葉ないだろ)といった感じですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

「この世をば 我が世とぞ思う 望月の 欠けたることも なしと思えば」

突然すみません。教科書にもでてくる平安時代の権力者、藤原道長が詠んだとされるこの歌が詠まれたのは1018年の10月16日、新暦にすると11月23日ということで、そう、明日はこの歌が詠まれてちょうど1000年というミレニアム!1000年前にまさしく藤原道長が見た満月を明日拝めるというわけです。

”欠けていない満月のように、この世はすべて自分の為にあるようなものだ”、という意味のすごい歌ですが、道長について改めて気になってwikiで調べたところ(藤原道長もまさか自分の人生がwikiに載っているとは思いもよらないでしょうね)、文学を愛した道長は、当時、紫式部や和泉式部などの女流文学者を庇護し「源氏物語」を楽しみにする第一読者だったそう。また作文会や歌会を頻繁に行うなどアートに造詣が深かったようです。また蘇蜜(今で言うチーズのようなものに蜂蜜をかけたもの)が好物だったという記載もあり美食家でもあったようです(そういうこともあってか?糖尿病を患っていたようですが)。

栄華を極めたといえども政局はいろいろあったようで、1000年前も今も権力を掌握しようという人の飽くなき争いはあまり変わっていないのかもしれませんね。

思わずこのまま終わってしまいそうになりましたが(汗)、この週末楽しみにしている公演といえば、三宅純さんのブルーノート東京公演(11/24,11/25)

ご存知かと思いますが改めて三宅さんを紹介すると、2016年のリオ・オリンピック閉会式で「君が代」のアレンジを担当し(それもブルガリアンボイスで!)、ヴィム・ヴェンダースやピナ・バウシュ、アート・リンゼイといった世界の名だたる表現者から信頼されてきた希代の日本人音楽家。

今回も世界の素晴らしい音楽家たちとともに大編成でのステージとなるようです。“無国籍”、“多国籍”、“異種交配”といった言葉がふさわしい三宅純さんの世界はアートが散りばめられた最高峰の芸術舞台、本当に楽しみです。チケットは残りあと僅かということで、是非この機会をお見逃しなく!

さて今週もJJazz.Netでジャズをお楽しみ下さい。

TEXT:岡村サトキ

西原商会
NEW PROGRAM毎週水曜日に更新される番組のテーマとコンセプトをいち早くお届け!
新番組 「夜ジャズ.Net - 平野暁臣(Days of Delightプロデューサー)」
11月21日 update
オーセンティックなジャズリスナー、クラブジャズ世代、そのどちらにもリンクする須永辰緒ナビゲート・選曲による番組。今回のゲストは今年新たに誕生したジャズレーベル、"Days Of Delight(デイズ・オブ・ディライト)"のプロデューサー、平野 暁臣さん。岡本太郎記念館館長としても知られる平野さんがこのレーベルを立ち上げた理由。そして日本人に特化したこのレーベルのコンセプトを伺いました。
新番組 「JAZZ CLOCK - for the DAY」
11月21日 update
移ろう日々の中に、人それぞれの生活があり、リズムがある。日が昇り沈むまでのアクティブなジャズセレクションをお楽しみ下さい。
itellu、永田ジョージ、Enrico Pieranunzi・・・。
TOPICプレゼント企画、ライブ情報、アーティストコメントなどなど新着情報!
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JJazz.Netで告知、PRしませんか?
リリース情報やライブのPR、告知をJJazz.Netでしませんか?レーベルさんやプロモーターさん、ミュージシャンの方々に問い合わせいただくことが多い為、比較的廉価なPRメニューをご用意しました。新しいジャズ情報は意外と得られないもの。まずはジャズファンのみなさんに知ってもらう。そんなPRのご協力をいたします。お店情報やスポット情報など、個人店さんも是非ご活用ください。よく聴いているJJazz.Netの番組の中でも紹介できます!
My First Jazz [NEWS]
初めてジャズに触れた1枚「My First Jazz」
ミュージシャンはもちろん、プロデューサー、ライターなど様々な方にジャズに触れた1枚を語ってもらう新コンテンツ。今回は若手ピアニスト、栗林すみれさんの「My First Jazz」。
新宿PIT INNへリスナーご招待! [PRESENT]
新宿PIT INNへリスナーご招待!
東京のリアルなライブが楽しめるJAZZの老舗「新宿ピットイン」へ、JJazzリスナーのみなさまをご招待する「Pit Inn Live Invitation」。今回はピアニスト西山瞳によるへヴィメタル楽曲カバープロジェクト「NHORHM」へのライブへご招待です!先月にはNHORHMの3rdアルバムもリリースし、このプロジェクトは一旦完結ということで、その集大成ともいえる今回のライブ。是非お見逃し無く!
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J-Squad JAPANツアー決定!
ニューヨーク・ジャズ界の最前線で活躍する若手日本人ミュージシャンで結成されたスペシャル・ユニットJ-Squadが、2018年10月に待望の2ndアルバム「J-SquadⅡ」をリリースし、1年半ぶりとなる全国ツアーが決定。 テレビ朝日系「報道ステーション」のオープニング・テーマも担当している彼らの白熱のライヴ・パフォーマンス。とにかく多忙な精鋭が集まるこのユニット、お近くにお越しの際は是非!
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『バスキア、10代最後のとき』12月22日(土)より全国順次公開
ジャン=ミシェル・バスキア没後30年記念製作ドキュメンタリー映画『バスキア、10代最後のとき』が12月22日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA ほかで全国順次公開。 マイルス・デイヴィスやチャーリー・パーカーに親近感を覚えるなどJAZZ好きだったバスキア。NY70年代後半~80年代前半にかけての経済、音楽、アートシーンが濃く描かれ、いかにしてバスキアが有名になっていったかを描いたこの作品。いろんな側面から楽しめそうです。この機会に是非劇場でお楽しみください。
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今なお精力的に活動を続け衰えること知らない伝説のジャズ - ブルース・シンガー、バーバラ・モリソンの来日公演が決定!LAで活躍中の日本人ギタリスト大岡遊をバンドリーダーに、LAでのセッションそのままにお届け。また東京とマニラで活躍する女性ジャズ・ヴォーカリスト、Charitoをゲストシンガーに迎えスペシャルなステージでお送りします。
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「夜ジャズ.Net」でO.A.中
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「Jazz Clock - for the DAY」でO.A.中
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「夜ジャズ.Net」でO.A.中
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前回同様にレトロカラーなコラージュが心地よく、フィーチャーされたメンバーを見ているだけで飽きないこのジャケットが今週一番のお気に入り!
「夜ジャズ.Net」でO.A.中
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