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【Vol.791】須永辰緒「夜ジャズ.Net」ゲストは畠山美由紀 / 「Jazz Clock - for the DAY」更新 / 新宿PIT INNライブご招待!【水谷浩章・加藤崇之・芳垣安洋・松風鉱一】
  • 発行日 2019-02-21
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2019年02月21日 Vol.791
こんにちはJJazz.Netです。

確定申告や決算の時期ですね。普段の仕事とは違う頭と手を使わないといけないこの作業。夏休みの宿題を最終日に泣きながらやっていたあの頃となんも変わっていないなぁと思う私です(笑)。

さて今年2019年はBLUE NOTEレーベルが設立80周年を迎えるということで、関連の企画やリリースが目白押しということはこのメールマガジンでもご紹介してきましたが、そんな膨大なカタログから毎月テーマ別に20作品厳選された高音質UHQ-CDが再発となっています。今月は「新主流派の時代」をテーマにルー・ドナルドソンの『ALLIGATOR BOGALOO』やハービー・ハンコックの『処女航海』、 リー・モーガンの『THE SIDEWINDER』など、ジャズファン以外にも愛されたであろうジャズの名盤たちが再リリースされています。80年の歴史ある膨大なカタログだけに色んな切り口ができそうそうですね。
余談ですが整形外科医でもあるジャズ・ジャーナリスト、小川隆夫さんはブルーノートの完全コレクターとしても有名。視覚としてその全貌を、そしてレコード棚を見てみたいですね。

そんなBLUE NOTE80周年の影に隠れてしまっているのでは?と思っているのが、「ECMレーベルの50周年!」ECMといえば、ご存知の通り、ドイツ人プロデューサー、マンフレート・アイヒャーによって設立されたレーベル。スタートは1969年ということで今年50周年を迎えます。
ジャズはもちろん、クラシックや現代音楽、ワールドミュージックまで内包した”あの”サウンド。ECMらしいとよく形容されるのは揺るぎない一貫性があるからこそですよね。

またECMが興味深いのはエレクトロニック・ミュージックとも共通する独特の音響空間。僕も含めて皆がなんとなく感じているこの感覚について、音楽評論家、原 雅明 さんの近著『Jazz Thing ジャズという何かジャズが追い求めたサウンドをめぐって』で的確にテキストにされているので興味を持たれたかたは是非こちらをどうぞ。

さて、そんなECMレーベル50周年を記念し、東京丸の内にあるジャズクラブ、COTTON CLUBで「ECM Artist in concert 2019」がスタートしています。これはその名の通りECM創立50周年を記念し、 毎月ECM関連のミュージシャンが来日、公演を行うというもの。2回目となる今月は2/28からスティング・バンドのギタリスト、ドミニク・ミラーが新作をひっさげ公演を行います。
この後も続々出演者が決まっており、5月には今のECMサウンドを象徴すると言われるギタリスト、ヤコブ・ブロ、そして現代ジャズシーンで一際注目を集めるピアニスト、 ヴィジェイ・アイヤーが、それぞれトリオを率いて公演を行います。意外と生で観る事の少ないECMミュージシャンのライブ、この機会に是非足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

今週も新しい番組が更新されています。JJazz.Netでジャズをお楽しみください。

TEXT:岡村サトキ

西原商会
NEW PROGRAM毎週水曜日に更新される番組のテーマとコンセプトをいち早くお届け!
新番組 「夜ジャズ.Net - 畠山美由紀」
2月21日 update
オーセンティックなジャズリスナー、クラブジャズ世代、そのどちらにもリンクする須永辰緒ナビゲート・選曲による番組。今回のゲストはシンガーソングライターの畠山美由紀さん。昨年オリジナル・アルバムとして5年6ヶ月ぶりとなる新作をリリース。プロデュースは冨田恵一(冨田ラボ)さん、そしてceroの髙城晶平さんやKIRINJIの堀込高樹さんも参加した話題の新作です。畠山さんが衝撃を受けたアーティストとは?詳しくは番組をお聴きください。
新番組 「JAZZ CLOCK - for the DAY」
2月21日 update
移ろう日々の中に、人それぞれの生活があり、リズムがある。日が昇り沈むまでのアクティブなジャズセレクションをお楽しみ下さい。
大野綾子、Christian Scott 、Bob Mintzer・・・。
TOPICプレゼント企画、ライブ情報、アーティストコメントなどなど新着情報!
My First Jazz [NEWS]
初めてジャズに触れた1枚「My First Jazz」
ミュージシャンはもちろん、プロデューサー、ライターなど様々な方にジャズに触れた1枚を語ってもらう新コンテンツ。今回はジャズギタリスト小沼ようすけさん の「My First Jazz」。
新宿PIT INNへリスナーご招待! [PRESENT]
新宿PIT INNへリスナーご招待!
東京のリアルなライブが楽しめるJAZZの老舗「新宿ピットイン」へJJazzリスナーをご招待する「Pit Inn Live Invitation」。今回は2月27日(水)「ガトスミーティング」のライブ公演へ1組2名様をご招待します。[林 栄一(As)吉田隆一(Bs)山田丈造(Tp)後藤 篤(Tb)石渡明廣(G)岩見継吾(B)磯部 潤(Ds)]
トピック [NEWS]
JJazz.Netで告知、PRしませんか?
リリース情報やライブのPR、告知をJJazz.Netでしませんか?レーベルさんやプロモーターさん、ミュージシャンの方々に問い合わせいただくことが多い為、比較的廉価なPRメニューをご用意しました。新しいジャズ情報は意外と得られないもの。まずはジャズファンのみなさんに知ってもらう。そんなPRのご協力をいたします。お店情報やスポット情報など、個人店さんも是非ご活用ください。よく聴いているJJazz.Netの番組の中でも紹介できます!
RECOMMEND CDスタッフおすすめCD
CD 『Origami For The Fire / Alan Hampton』
久しぶりに聴いてやはり素晴らしいなと思ったこの作品。ピアニスト、ファビアン・アルマザンとのトリオやジャマイア・ウィリアムスのプロジェクト、エリマージの一員としても活躍する次世代のジャズ・ベーシスト、アラン・ハンプトン。自身のリーダー作はジャズというよりもメロディーや歌声が印象的なSSW的な内容。ベッカ・スティーヴンスやホセ・ゴンザレス辺りを彷彿とさせるヴォーカル&フォーキーな心地よいグルーヴが最高です。ジャズを基盤にした上で自身の作品ではいわゆるジャズマナー的な手法とは別なサウンド標榜するという意味で”ものんくる”の角田隆太さんも彼と共通する部分があるのかなと思っています。
「Jazz Clock - for the DAY」でO.A.中
CD 『Live at Haight Levels Vol.2 / Afro Blue Persuasion』
1960年代に盛んだったサンフランシスコ周辺エリアのラテンジャズシーンから1967年にビブラフォン・フルート奏者ユリシーズ・クロケットが結成したバンド「Afro Blue Persuasion」のライブ盤の続編。ベースは後にハービー・ハンコックとヘッドハンターズを結成する若かりしポール・ジャクソンもゲストで参加。「Impression Theme」はぐいぐいとうねりのあるベースが長尺のグルーブをキープしつつ、モーダルで力強いテナーが吹き荒れるアフロキューバンジャズ。とにかくかっこよしです。
「PICK UP」でO.A.中
CD 『Step Across / 弘田三枝子』
1961年に弱冠14歳でデビューし“ミコ”の愛称で親しまれるベテラン歌手、弘田三枝子さん。「人形の家」など歌謡曲のイメージが強いですが、彼女のジャズを聴いてほしい!その歌唱のズバ抜けたことと言ったら、、、クールで奔放でグルーヴィーでめちゃくちゃかっこいいじゃないですか。こちらはリチャード・デイヴィスをプロデューサーに迎え、ビリー・コブハム(ds)、スタンリー・カウエル(p)、日野皓正(tp)ら豪華ミュージシャンとともに収録された1978年の作品。また 1965年には、日本人歌手として初めてアメリカのニューポート・ジャズ・フェスティバルに出場しており、カーメン・マクレエ、クインシー・ジョーンズ、エリントン、コルトレーンなどと肩を並べていたとか。。。
「Jazz Clock - for the DAY」でO.A.中
CD 『SOLEN / Nanna.B』
時代を感じさせない次なるステージに音とともに牽引してくれる幾らか奇妙なこのジャケットが今週一番のお気に入り!
「夜ジャズ.Net」でO.A.中
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