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【Vol.850】「温故知新」ベニー・ゴルソン特集 / 栗林すみれイタリアライブ音源紹介 / 「20th Anniversary JJazz.Net ARCHIVE」辛島文雄ライブ
  • 発行日 2020-05-14
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2020年05月14日 Vol.850
こんにちはJJazz.Netです。

最近はメガネ+マスク+ヘッドホンのトリプルパンチで気がつくと耳の圧迫が強すぎ。ウェアラブルスピーカー、今いろいろあるんですね。ビデオ会議やライブストリーミング、ZOOM飲みなどオンライン上での生活もますます盛んになるであろうこれからの時代はこんなガジェットが身の回りをすっきりさせてくれそう。

キース・ジャレットが先週5月8日の誕生日に、未発表トラック「アンサー・ミー」をデジタル・リリース。2016年3月7日にハンガリー、ブダペストの最高音響を誇るベラ・バルトーク国立コンサート・ホールでのライヴ録音だそうです。この楽曲とともに登場していたのが「キース・ジャレット・プレイリスト・ジェネレーター」 。これまでのリリース作品の中からお気に入りの曲をクリックするだけで自分のプレイリストがサクサク作成できてしまうというとても画期的なサービス。この仕様がまた視覚的にも操作的にもとてもわかりやすく、ストリーミングサイトならではのこういった便利機能は今後どんどん伸びそう。でもこういうしっかりとした枠組が作れるのは、バックアップしてくれるスタッフや資金が投入できるレーベルが必要なわけで、ライブもできずCD販売もままならない状況になりつつある今、ダウンロード販売に切り替えようという岐路に立たされているアーティストもたくさんいると思います。

以前のメルマガでもふれましたが、BANDCAMPでは、3月20日にCovid-19のパンデミックで苦境に立たされているアーティストの為に、収益の分配を限定的に放棄するキャンペーンを行いました。これは5月1日金曜日にも行われ、ファン側からアーティストにおよそ700万ドルが支払われたとのこと。自分もこの日を狙って、お気に入りに入れておいたアーティストの楽曲を一気にダウンロード購入しておきました。BANDCAMPは自分のアカウントを登録し、好きなアーティストのページをフォローしておけばニューリリース時にはお知らせメールが届くし、1曲単位でお気に入りとして登録しておくこともでき、とても便利です。

BANDCAMPはこのサポートを続けていくそうで、次は6月5日と7月3日(毎月第1金曜日)すべての販売収益をアーティストに還元するとのことです。「アーティストを支援する最善の方法は、アーティストが直接の財政支援を受けられること」とBandcampのイーサン・ダイアモンドが表明しています。BANDCAMPがサポートするアーティストとファンの関係、日本でももっと広まってほしいです。

さて、今週は「温故知新」と「Jazz Today」が更新。「Jazz Today」は栗林すみれがイタリア人メンバーと共に出演したイタリア・サルディーニャ島でのジャズフェスティバルのLIVE。そしてスタンダード曲をたっぷり紹介する「温故知新」の特集はハードバップ期を代表するテナーサックス奏者ベニーゴルソン特集です。

今週もJJazz.Netでジャズをお楽しみください。

TEXT:HIROSHIMA

西原商会
NEW PROGRAM毎週水曜日に更新される番組のテーマとコンセプトをいち早くお届け!
新番組 「温故知新 - 皐月 - Benny Golson」
5日13日 update
世代を超え愛されてきたヴィンテージジャズ。ジャズ・スタンダード・ナンバーの数々をお送りします。今回は、ベニーゴルソン特集。ハードバップ期を代表するテナーサックス奏者です。ゴルソンの手による数々の名曲を素材に、名手たちの演奏をたっぷりとお届けします。
年月をかけ受け継がれる音の響き・・・そんな深みを楽しむ贅沢な時間をお過ごし下さい。
新番組 「JazzToday - 栗林すみれトリオ LIVE」
5日13日 update
進化するジャズの姿を、リアルに体験するJazz Today。拡張し混在するジャズのイメージをとらえるライブシリーズです。今回は、近年、海外での活動もめざましいジャズ・ピアニスト、栗林すみれがイタリア人メンバーと共に出演したイタリア・サルディーニャ島でのジャズフェスティバルのLIVEをご紹介します。「フラミンゴの群れが、輝く月の下を飛んでいく風景が忘れられない」という、サルディーニャ島の真夏の屋外ステージ、観客の熱気も存分に収められた、渾身の演奏をお楽しみください。
TOPICプレゼント企画、ライブ情報、アーティストコメントなどなど新着情報!
My First Jazz [NEWS]
40名のミュージシャンが選ぶ「My Favorite Jazz(1980-2020)」
今年はCASIO電子楽器40周年ということで、ジャズ周辺のミュージシャン40名が選んだ1980-2020の40年間でのジャズの1曲を紹介しています。「1980年代のジャズシーンは一般的にはつまらなくなってきたといわれてますが、僕が19歳の時に聴いたこのアルバムはとても素晴らしいです。」ニタイ・ハーシュコヴィッツ
トピック [NEWS]
曽根真央による「Monthly Disc Review」連載スタート!
トランペッター、ピアニスト、作曲家、曽根真央さんによる「Monthly Disc Review」がスタートしました。曽根さんが選ぶ名盤をアーティスト目線で解説。新たな音の聴こえ方がするかもしれません。
今回はウェイン・ショーター・カルテットのメンバーでもあるパナマ出身ピアニスト、Danilo Perezの2000年のアルバムをピックアップ。Daniloの偉大な音楽的発明の一つともいえる変拍子のクラーべとは?
My First Jazz [NEWS]
初めてジャズに触れた1枚「My First Jazz」
ミュージシャンはもちろん、プロデューサー、ライターなど様々な方にジャズに触れた1枚を語ってもらうコンテンツ。今回は日本でも人気のピアニスト・作曲家、ジョシュ・ネルソンのMy First Jazz。「少人数の編成なんだけどビッグバンドでやっているような、本当に音のふくらみが素晴らしい作品。」
トピック [NEWS]
クラシック専門インターネットラジオ OTTAVAにてJJazz.Net プロデュースのジャズ番組がスタート!
日本のインターネットラジオにおける、ジャズとクラシックの専門チャンネルがコラボレート!クラシック音楽専門インターネットラジオ、OTTAVAにて、JJazz.Netがプロデュースする生放送番組「OTTAVA jazz」が4/1(水)より開始。
トピック [NEWS]
JJazz.Netで告知、PRしませんか?
リリース情報やライブのPR、告知をJJazz.Netでしませんか?レーベルさんやプロモーターさん、ミュージシャンの方々に問い合わせいただくことが多い為、比較的廉価なPRメニューをご用意しました。新しいジャズ情報は意外と得られないもの。まずはジャズファンのみなさんに知ってもらう。そんなPRのご協力をいたします。お店情報やスポット情報など、個人店さんも是非ご活用ください。よく聴いているJJazz.Netの番組の中でも紹介できます!
RECOMMEND CDスタッフおすすめCD
CD 『Kungalv Recordings Collection/ Erik Norstrom』
スウェーデンのテナー・サックス奏者、エリック・ノールシュトローム率いるビッグバンドによる企画盤。番組ではエリックのまろやかなテナーが堪能できる「I Remenmber Clifford」をお送りしています。基本スウィンギー。ジャズヴォーカルをフィーチャーしたり、ホイットニー・ヒューストンのカバー、そしてクラブジャズ的な感じの生音で踊れるサウンド等、バラエティーに富んだビッグバンドナンバーが収録されています。80年代の演奏ということもあり今の新世代ラージアンサンブルサウンドとはまた違いますが、もう少し時代がたてばレアグルーヴ的に再評価されそうな気もします。サブスクリプションにもないのでこの機会に手元に置いておいてもよいかもしれません。
「温故知新」でO.A.中
CD 『GRAE / Moses Sumney』
1990年カリフォルニア生まれのシンガーソングライターMoses Sumney5年振りとなる新作『græ』を発表。2013年にJames BlakeのカバーをYOUTUBにアップしたところから本格的な音楽活動をスタート。とにかく圧倒的に甘美でミステリアスなボーカルは一度聴くと忘れられないインパクト。ジャンルの垣根を軽く越えてしまっています。ジャズボーカルファンにもお勧めしたいアルバムです。
「PICK UP」でO.A.中
CD 『Summer Time / 辛島文雄クインテット』
stay home期間中にCDの整理をしていると、辛島さんの闘病サポートの為にと限定販売されたCDがあり、それを聴いていたところでした。2017年に亡くなられるまで、日本のジャズ界の第一線で活躍してきたレジェンドのひとり。2011年、新宿Pit innでのライブを収録した一枚は、エルビン・ジョーンズから受け継いだジャズスピリッツを失わず、そして未来を担う若手へと継承するその瞬間を閉じこめたものです。重厚かつ快活なインタープレイを、ライブに足を運べない今「密に」感じていただける作品です。
「温故知新」でO.A.中
CD 『Village of the Sun / Village of the Sun』
エジプトの壁画のようなタッチに対してリアルな夕日の背景が不思議な空間を生みだしている。今は何を見てもソーシャル・ディスタンスが気になるこのジャケットが今週一番のお気に入り!
「PICK UP」でO.A.中
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