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【Vol.812】 「TOKYO JAZZ MAP」更新 ゲストはオーストラリアと日本で活動するトランペッター、ニラン・ダシカ / 「Jazz Clock - for the NIGHT」更新 / 大隅寿男が初めて触れたジャズ
  • 発行日 2019-07-25
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2019年07月25日 Vol.812
こんにちはJJazz.Netです。

昨夜は恵比寿LIQUIDROOMの15周年を記念したUAさんのライブへ。久しぶりに観た彼女のパフォーマンス、はっきり言って凄かったです。
バンドメンバーも最高で、ギターはジャズ/インプロシーンで知られ、インプロトリオ”アルタードステイツ”でもおなじみの内橋和久さん、そしてドラムはジム・オルーク のバンドでも活動するジャズドラマー、山本達久さん、そしてベースはLITTLE CREATURESの鈴木正人さん。鈴木さんはシンセベースをブリブリと弾き、民族音楽やエレクトロなども交えつつ、このメンバーだからこその自由度の高い贅沢なライブでした。

UAさんの声量というかオーラというかパワーというか、その嘘いつわりのない姿勢は伝わるし、それこそが表現者の姿なんだなと感動。
菊地成孔さんとのコラボやPIT INNでのライブなどジャズシーンとも繋がりの深いUAさん、来年はデビュー25周年ということで勢力的に活動されるそう。期待しています!

と、昨日のライブが良かったので話が長くなりましたが、先日のジャズ喫茶での素敵な体験も。
その日聴かせてもらったのはジャズの歴史の中でも1、2を争う名盤、ビル・エヴァンスの『Walts for Debby』。何故今さら?と思ったのですが、そのレコードは通常のものより音の良い盤(重量盤だったか45回転だったかリマスタリングだったか忘れました・・・)。JBLのスピーカーで音を若干大きくかけ耳を澄ます。

僕がこれまで抱いていた音像と全く違う!今まではピアノが全面に出た、まさしくビル・エヴァンスな作品だと思っていたのですが、このアナログ盤はスコット・ラファロのベースが際立って前にでていて、ポール・モチアンのブラシの音も生々しく、メンバーの汗や息遣いも聞こえるような躍動的なライブ演奏!歓声もリアルで「そうだ、これはヴィレッジ・ヴァンガードでのライブだった!」という訳で、この演奏はむしろ熱い夜を捉えたセッションライブだったんだ!と目から鱗というか耳から鱗?な驚きの再発見でした。

ネットや圧縮された音が悪いとは全く思いませんが、音が良いことで知ることのできる情報や感覚があるわけで、そういうのも大切したいと改めて思った次第です。

音の良さといえば、更新したばかりの番組『TOKYO JAZZ MAP』では毎回オススメのジャズスポットを紹介しています。今回は昨年末に渋谷/青山エリアにオープンしたミュージックバー「INC COCKTAILS」をピックアップ。ここはアルテックのスピーカーとアンプ、そしてヴィンテージのレコードプレイヤー「GARRARD401」などが揃えられた、音にこだわりのあるバー。DJイベントも行われているようなので機会があれば是非足をお運びください。

さて今週もJJazz.Netでジャズをお楽しみください。
来週は水曜日が5週目となるため、番組更新、メールマガジンの配信はありません。

TEXT:岡村サトキ

西原商会
NEW PROGRAM毎週水曜日に更新される番組のテーマとコンセプトをいち早くお届け!
新番組 「TOKYO JAZZ MAP#37 - Niran Dasika」
7日24日 update
この番組は、世界に日本のジャズの魅力を発信。ゲストはオーストラリアと日本を拠点に活動する1993年生まれの若きトランペッター、ニラン・ダシカ。日本のジャズシーンで活動するようになったきっかけや日本のジャズシーンの独自性についてきいています。今回紹介するジャズスポットは音楽とカクテルを堪能できる渋谷のミュージックバー「INC COCKTAILS」。
新番組 「JAZZ CLOCK - for the NIGHT#93」
7日24日 update
移ろう日々の中に、人それぞれの生活があり、リズムがある。自分を取り戻す時間をあなたに。夜に映えるジャズセレクションです。
大西順子、Ryan Porter、akiko / 林正樹・・・。
TOPICプレゼント企画、ライブ情報、アーティストコメントなどなど新着情報!
My First Jazz [NEWS]
初めてジャズに触れた1枚「My First Jazz」
ミュージシャンはもちろん、プロデューサー、ライターなど様々な方にジャズに触れた1枚を語ってもらうコンテンツ。今月は今年活動50周年を迎えられたジャズドラマー大隅寿男さんが初めてジャズに触れた作品。「高校生の時に観たアート・ブレイキーの初来日公演が僕のジャズの基礎になっています。」
トピック [NEWS]
MARK de CLIVE-LOWE featuring special guest MELANIE CHARLES
90年代末のウェスト・ロンドンでブロークンビーツのムーヴメントを通過、ハーヴィー・メイソンの"カメレオン" バンドやKamasi Washingtonらと共演するなどジャズシーンでも活躍、現在はLAのジャズ/ビート・シーンの中心的な存在でもあるマーク・ド・クライヴ・ロウと、NYで話題のハイブリッド・ジャズヴォーカリストメラニー・チャールズによるスペシャルなライブが東京・青山の「WALL&WALL」で開催!
新宿PIT INNへリスナーご招待! [PRESENT]
新宿PIT INNへリスナーご招待!
東京のリアルなライブが楽しめるJAZZの老舗「新宿ピットイン」へ、JJazzリスナーをご招待する「Pit Inn Live Invitation」。今月は【渡辺隆雄Overflow4】7/30(火)へ1組2名様をご招待です。メンバーは、渡辺隆雄(Tp)鬼怒無月(G)瀬尾高志(B)江藤良人(Ds)
トピック [NEWS]
インターネットラジオ局「BACK STAGE CAFE」にてJJazz.Netプロデュースの番組がスタート!
KDDIとKKBOXの協業による音楽サブスクリプションサービス“うたパス”内のインターネットラジオステーション「BACK STAGE CAFE」にてJJazz.Netプロデュースの番組「Live J」がスタート。DJは昨年、菊地成孔さんプロデュースでデビューしたオーニソロジーの辻村泰彦さん。毎回スタジオから生放送、生ライブ!是非お聴きください。
トピック [NEWS]
JJazz.Netで告知、PRしませんか?
リリース情報やライブのPR、告知をJJazz.Netでしませんか?レーベルさんやプロモーターさん、ミュージシャンの方々に問い合わせいただくことが多い為、比較的廉価なPRメニューをご用意しました。新しいジャズ情報は意外と得られないもの。まずはジャズファンのみなさんに知ってもらう。そんなPRのご協力をいたします。お店情報やスポット情報など、個人店さんも是非ご活用ください。よく聴いているJJazz.Netの番組の中でも紹介できます!
RECOMMEND CDスタッフおすすめCD
CD 『Na Esquina Do Clube Com O Sol Na Cabeca / Andre Mehmari Trio』
新世代のブラジル音楽シーンの中でも稀有な才能を持つ鍵盤奏者、アンドレ・メマーリ。クラシックからフォークロア、そしてジャズと色んな耳で楽しめる作品を発表していますが、このアルバムはミルトン・ナシメントやロー・ボルジスなどいわゆるミナスの”クルビ・ダ・エスキーナ”一派のカバー作品となっています。原曲を知らなくとも楽曲の素晴らしさ、そしてこのトリオによる完成度の高い演奏に惹きつけられます。よく聴くとオルガンやシンセサイザーの音もところどころ入り、その世界観が増幅。ジャズ的なアプローチもふんだんにあるのでジャズファンもかなり楽しめる1枚だと思います。
「Jazz Clock - for the NIGHT」でO.A.中
CD 『Blame It on the Sun / Ryan Porter』
カマシ・ワシントンのバンドメンバーでも知られるトロンボーン奏者、ライアン・ポーターのアルバム。 カマシはもちろん、ブランドン・コールマン、サンダー・キャットなどL.Aウエスト・コーストシーンの メンバーが全面サポート。これが思いのほかソウルでモダンなジャズを繰り広げていて驚き。 そして彼らの指向性の高いフィルターを通した、独特の洗練されたサウンド。とてもイイ内容なのでおススメです!
「Jazz Clock - for the NIGHT」でO.A.中
CD 『FLOWERS / 三枝伸太郎 Orquesta de la Esperanza』
作曲家・ピアニスト三枝伸太郎を中心に、気鋭の演奏家が揃った10人編成の室内楽グループ。クラシック音楽、タンゴの奏法を基調とした三枝のオリジナル群を、Esperanza-希望-という名のもとに奏でる。胸が締め付けられるような儚さをはらんだデビュー作から約4年。今作はアルバムを通して一つの世界観を持ち、種、蕾、花と時間軸とともに進んでいく。小田朋美のヴォーカリーズ、北村聡のバンドネオンが優しさや哀愁のスパイスとなり、生命が生まれて消えていく繊細で壮大なストーリーを描いています。唯一無二な存在感。
「Jazz Clock - for the NIGHT」でO.A.中
CD 『Soul Awakening / Brandee Younger』
キラキラと音が散りばめられた楽曲のイメージ通り、雄大で彩り華やぐこのジャケットが今週一番のお気に入り!
「Jazz Clock - for the NIGHT」でO.A.中
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