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【Vol.870】温故知新「秋のジャズ・スタンダード」特集 / サックス山中一毅率いるカルテットLIVE音源
  • 発行日 2020-10-15
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2020年10月15日 Vol.870
こんにちはJJazz.Netです。

10月も半ば、朝は肌寒い日が続くようになり、秋の気配を感じるようになりました。先日代々木公園を通りすがった時に「枯葉」を練習するサックスの音が…夕暮れの空の色とあいまってやけに染み入りました(笑)そんな季節ですね。枯葉を1万回やればジャズはわかるという、故・辛島文雄さんの言葉をふと思い出しました。どうでもいいですが代々木公園から井の頭通り方面に見る夕暮れの景色が大好きです。

「枯葉」はもともとはフランスで生まれたシャンソンの代表的スタンダード・ナンバーで、シャンソン歌手のイヴ・モンタンやエディット・ピアフで有名ですが、その後アメリカに渡りピアニスト、ロジャー・ウィリアムズがカバーして大ヒット。そこからジャズに派生してナット・キング・コールの曲が映画『Autumn Leaves』で採用されたり、フランク・シナトラが歌ったり。ロジャー・ウィリアムズの「枯葉」なんかはJAZZの「枯葉」の持つイメージとはだいぶかけ離れてだいぶピアノが壊れてしまうのではないかと思うくらいエモーショナル。かといってマイルスの「枯葉」は、もの悲しさとリバーブの深い沼にはまって出られなくなるし、やっぱりビル・エヴァンスくらいの「枯葉」具合が一番ちょうど良いです。そんなことを考えているとやっぱり和ジャズの名演、福居良の「枯葉」(1976年)がいいな~とも思います。今の時期やっぱり聴きたくなるスタンダード。

さて、今週のJJazz.Net「温故知新」では、そんな秋に聴きたくなるスタンダードなジャズをたっぷり特集。「枯葉」もRob Van Bavel Trioや川嶋哲郎さんの楽曲がピックアップされています。ジョー長岡さんのナレーションとJAZZで秋の訪れを感じるというのもお勧めです。そして「Jazz Today」今月はサックス奏者、山中一毅率いるカルテットのLIVEをご紹介。こちらは臨場感たっぷりのライブ音源です。

今週もJJazz.Netでジャズをお楽しみください。

TEXT: Hiroshima

西原商会
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