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【Vol.888】井上銘 STEREO CHAMPライブ招待 / 「Jazz Clock」更新 / ジャズシンガー、サラ・ガザレク初めてのジャズ / 曽根麻央の名盤解説 リラックスしたトランペットプレイ
  • 発行日 2021-02-25
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2021年02月25日 Vol.888
こんにちはJJazz.Netです。

さて、2月もそろそろ終わりですが、今月はジャズ関連で訃報が続きました。ジャズピアノの巨匠、チック・コリア、そしてフリージャズ・シーンで知られるドラマー、ミルフォード・グレイヴス(彼について詳しくはこちらのele-kingさんの追悼記事をどうぞ)。

チック・コリアが亡くなった日、SNSで訃報が埋め尽くされました。彼の功績は言わずもがなですが、彼が残した言葉も音楽愛に溢れており学びがたくさんあると思ったのでここでも少し紹介させてください。

チックがグループ内でプレイする時の「安っぽいけど良きアドバイス16か条」というものがあったそうです(吉岡正晴さんのnoteで日本語訳を紹介されていたので詳しくはこちらをどうぞ)。

「聴いたものだけをプレイしろ」から始まるこの16のアドバイス。個人的には「スペース(空間、間)を残しておけ、そのスペースを作り出せ、意識・目的をもってプレイしない場所を作れ」や「他の者が好きであろうものをプレイせず、自身の好きなものをプレイすることに進め」、「リラックスした体でプレイしろ。緊張の元凶となるものはすべて常に解放しておけ。」など、ミュージシャンでなくとも参考になりそうな金言の数々、胸に刻んでおきたい言葉です。

また彼は自身の旅立ちを受け入れていたようで、自身のフェイスブックの最後にはこうありました。

「私と旅を共にし、音楽の火を明るくともし続けることに協力してくれたすべての人に感謝したい。私の願いは、演奏や制作、パフォーマンスなどをしたいという気持ちがある人には、それをしてほしいということ。自分のためでなくとも、ほかの人々のために。世界にはもっとアーティストが必要だというだけでなく、単に本当に楽しいものなのだから」

ちなみにその日の夜、仕事終わりにふらりと立ち寄った音楽BARで流れていたのはスタン・ゲッツのアルバム『Sweet Rain』。若きチックがアグレッシブに演奏するストレートアヘッドなジャズ(「Litha」YouTubeより)。献杯の意味も込めて、お酒とともにじっくり音だけを味わった夜でした。

さて、今週も新しい番組が更新されています。今月から4週目は「Jazz Clock」 のDAYとNIGHTの2番組が更新。朝から夜まで、あなたの時間と寄り添うジャズをお楽しみください。

TEXT: 岡村サトキ

西原商会
NEW PROGRAM毎週水曜日に更新される番組のテーマとコンセプトをいち早くお届け!
新番組 「JAZZ CLOCK - for the DAY」
2月24日 update
移ろう日々の中に、人それぞれの生活があり、リズムがある。日が昇り沈むまでのアクティブなジャズセレクションをお楽しみ下さい。
Bill Frisell、石田衛、Ben Wendel・・・。
新番組 「JAZZ CLOCK - for the NIGHT」
2月24日 update
移ろう日々の中に、人それぞれの生活があり、リズムがある。自分を取り戻す時間をあなたに。夜に映えるジャズセレクションです。今回のテーマは「SPRING NIGHT」。土の中で、蕾の中でゆっくりと芽吹き始める。静けさの中にある決意、希望、そんなイメージで選曲しました。
Jamael Dean、北川潔、大和田慧・・・。
TOPICプレゼント企画、ライブ情報、アーティストコメントなどなど新着情報!
プレゼント [PRESENT]
「STEREO CHAMP @COTTON CLUB 3月19日(金)1st show 2組4名様ご招待!」
日本のみならず世界のジャズ・シーンから注目される若手ギタリスト、井上銘が率いる"STEREO CHAMP"。井上銘 (g) 類家心平 (tp) 渡辺翔太 (p,key) 山本連 (b) 福森康 (ds)といったスペシャルなメンバーによるバンドサウンドを是非生で体感してください。
My First Jazz [NEWS]
初めてジャズに触れた1枚「My First Jazz」
ミュージシャンはもちろん、プロデューサー、ライターなど様々な方にジャズに触れた1枚、オススメの1枚を語ってもらうコンテンツ。今回は日本でもファンの多いジャズシンガー、サラ・ガザレク。「最初に聴いたのは15歳の時。1年くらい聴きこんで本当に全部覚えちゃったの。」
トピック [NEWS]
曽根麻央による「Monthly Disc Review」第11回目更新!
トランペッター、ピアニスト、作曲家、曽根麻央による「Monthly Disc Review」。曽根さんが選ぶ名盤をアーティスト目線で解説。新たな音の聴こえ方がします。今回紹介するのはジャズのテナー&トランペットの王道サウンドを楽しむことができるBen WebsterとHarry "Sweets" Edisonのアルバムを紹介します。リズムとハーモニーの掛け渡しを担う大切な要素、コンピングにも注目。
トピック [NEWS]
”車×Jazz” Garage Concerts Vol.4
東京 六本木にあるこだわりのカーグッズショップ 「ル・ガラージュ」にて映像や音質にもこだわったライブシリーズ「Garage Concerts」がスタート。4回目は市原ひかりさんのオリジナル曲「HOME」。郷愁感溢れるインストナンバーです。
トピック [NEWS]
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リリース情報やライブのPR、告知をJJazz.Netでしませんか?レーベルさんやプロモーターさん、ミュージシャンの方々に問い合わせいただくことが多い為、比較的廉価なPRメニューをご用意しました。新しいジャズ情報は意外と得られないもの。まずはジャズファンのみなさんに知ってもらう。そんなPRのご協力をいたします。お店情報やスポット情報など、個人店さんも是非ご活用ください。よく聴いているJJazz.Netの番組の中でも紹介できます!
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EVANSへの敬意と愛がそこはかとなく感じられる作品。番組では「My bells」がセレクトされています。前奏からひと呼吸して一歩踏み出す瞬間がたまりません。そこから広がる美しい演奏。ぜひご一聴を。ちなみにこのジャケットに使われているお屋敷はどこなのでしょうか。田窪さんのブログにもこれと違うカットが使われているのですが見れば見るほどいいなあと。特に窓枠の色と形…。
「Jazz Clock - for the DAY」でO.A.中
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