「JAZZ」にとって「AFRICA」といえば、そのルーツであり、これまでにもさまざまアーティストによってリズムやメロディの探求・新たな表現が行われてきました。例えば、かのアートブレイキーが初めてアフリカを訪れたのは1947年。ナイジェリアとガーナを旅行しそこでの交流から生まれたのが「Orgy In Rhythm(1957)」「Holiday for Skins(1958)」など。アフリカのリズムに深く影響を受けた作品を発表しました。その後もアフリカ回帰をテーマにしたものはその都度発表され、スタイルも洗練されてきました。最近だと、南アフリカのジャズシーンのリーダー的存在であるピアニストNduduzo Makhathini(ンドゥドゥーゾ・マカティーニ)
のアルバム「Modes Of Communication: Letters From The UnderworldsModes Of Communication: Letters From The Underworlds」がそのひとつの進化系として聴くことができるかも知れません。この作品は、ニューヨークタイムズでも「2020年のベストジャズアルバム」としてピックアップもされています。ちなみに彼はブルーノートと初めてサインした南アフリカ人。ShabakaHutchingsのバンドShabakaのメンバーでもありますね。
「PICK UP - APRIL」
4月6日 update
今、注目の音楽をたっぷりご紹介する大人気プログラム。
今月は、ギタリスト矢堀孝一の新プロジェクト、注目のイスラエルジャズ・ドラマーAmir Bresler、スコットランドのピアノの名手ファーガス・マクリーディー、松本茜初のソロピアノアルバム、ギタリスト越智巌・結成11年の自身のオルガントリオによる新作、若き俊英サックス奏者・馬場智章の新作などなど今月も良質かつ注目の作品をたっぷりお届けします。。今月も良質かつ注目の作品をたっぷりお届けします。
TOPICプレゼント企画、ライブ情報、アーティストコメントなどなど新着情報!
[NEWS] 初めてジャズに触れた1枚「My First Jazz」
ミュージシャンはもちろん、プロデューサー、ライターなど様々な方にジャズに触れた1枚、オススメの1枚を語ってもらうコンテンツ。今回はオルガン奏者 金子雄太さんのMy First Jazz。「オルガンという楽器にはこのような表現力も有るのか!と思わされました。」
『Tender Rose / 関口シンゴ』
Ovallのメンバーでもあるギタリスト、関口シンゴさんの最新配信楽曲。ギター のリフが印象的なチルな楽曲。エレピとの絡みやアレンジなどよく聴けばかなり作り込まれているのがわかります。この季節にかなり気持ち良いです。最近はレイドバックしたビートにエレキやセミアコのエフェクトが効いたいわゆるLofi Hip-Hop、アンビエント系のチルで空間的なサウンドが今の気分。インスタなどでみていると世界中のこれ系の動画がでてきてかなり楽しめます。
「PICK UP」でO.A.中
「House of Arches / Amir Bresler」
イスラエルジャズ注目のジャズドラマー。アヴィシャイ・コーエンやオメル・クレイン、ニタイ・ハーシュコヴィツらシーンの重要ミュージシャン達を支え、バターリング・トリオ、Raw Tapesとも繋がりの深い活動をしてきています。中東の旋律、アフリカのリズム、モダンなアレンジ。独特でユニークなサウンド、随所に光るセンスの良い音使いが今の気分です。
「PICK UP」でO.A.中